キッチンは気合を入れました③

コントラストが激シブ

壁一面には杉の羽目板を貼った。

予算のこともあって白太多めの材だが、年月と共に飴色に変色して味わい深くなっていく。

上面が元々の天井高だったので、高さを上げた分かなり開放感がでた。

軒裏

高さを上げた原因の一つが、この軒裏を現しにしたかったこと。

ここは断熱材を入れて化粧をするか悩んだが、味わい重視でそのまま見せることに。

煤けた土壁

カマドの煙に燻されて真っ黒になった土壁や梁。

ここも羽目板を貼る予定だったが、建築家をしている自然農仲間のアドバイスもあり、意図的に見せることに。

この経年劣化の味わいは人工的に出せず、これが歴史的な価値だと思う。

新旧のコントラストが本当に美しい。

天井

ここは本来大きな吹き抜けで、屋根にある煙返しを通して排気をしていた。

あまりに高い天井も冬の寒さがつらいので、切りのいいところで下地を仕込み、壁と同じ杉板を貼った。

色目のせいか、全体が明るくなったように思う。

照明器具はネットで見つけたものだが、まあ及第点かな。

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