玄関を入ってすぐ右手に位置するこの部屋は、納屋的に使用されていた。
床上げしてあったのを撤去して土間仕上げに。
小窓は明り取り用にそのまま利用。
元々のドアは電源コンセントのところにあったが、ボードを貼って壁にした。
漆喰はこの部屋から塗り始めたものの、スサの割合がわからずかなり多めに入れてしまったが、これもまたゴツゴツした感じでいい味わいになっている。
外部に向けての窓が無かったので、壁を抜いてサッシを新設。
窓は増設部分を解体した際に出たものを再利用、やはり換気ができないと落ち着かない。
何より部屋全体が本当に明るくなった。
ジップロックの天井はすべて取り除き、奮発して居間に使ったものと同じヒノキの無地で仕上げた。
漆喰とのコントラストが何とも美しい。
万が一のことを考えて点検口も配電盤近くに設置、木目を合わせるのに少々手間取ったものの、何とか上手く収まった。
こちらが壁をぶち抜き新たに造作した開口部。
ドア枠はフローリングの余り材で、引き戸も根太の端材を使ってラワン合板のフラッシュ仕上げ。
取っ手はお得意の流木を取り付けた。
トイレとしては広すぎるので、衝立やカーテンなどで仕切って奥は物置にどうぞ。
これでキッチンから気軽に出入りできる機能的なトイレになったように思う。