河南町に移住した自然農仲間宅で醤油絞りがあったので、見学させてもらうことに。
ウチでも去年3人で仕込んだ「おひさま醤油」。
通常の仕込みとは異なり、日中はガンガン日に当てて天地返しも月に1~2回と、一般人が始めるのにも非常にハードルが低い。
こちらは1年間熟成させたもろみを袋に入れて絞り始めるところ。
芳醇な臭いが辺り一面に漂っている。
圧をかけながらもろみが絞られてくると、こんな感じで醤油が流れ出る。
最初から終わりにかけて味が変化していくのが興味深い。
最後になるほど大豆の芯から純度の高いものが摘出されるので、味も濃厚である。
一番最後が生醤油となり、加熱をしない分、日持ちは期待できないがとても美味しい。
絞った醤油は大釜に入れ、88℃まで熱した後に冷やして出来上がり。
手間がかかる分、愛情込めて作られた醤油は優しい味わいで、お湯割りにして飲むとそのままスープ代わりになるほど絶品です。
この日は大人子供合わせて20人以上いたかな、お昼は各自持ち寄った一品を並べてのお食事会。
どれも体に染み入るほどの美味しさで、ついつい食べ過ぎてしまったけど、色んな出逢いもあって楽しい一日となりました。