ご覧ください、この玄関雨戸。
保存状態も良くまだまだ現役、風雨から玄関戸を守り、冬は寒さを和らげ、防犯にも効果的な優れものです。
ここは少しシロアリにやられてるんだけど、交換の必要性はまだ無いと判断。
レールは真鍮の新しいものに交換しています。
なぜだか扉に鍵が付いていなかったので、自前で普及型の錠前を取付け。
昔は防犯意識もそれほど高くなく、小さな村で、きっと人もおおらかだったんだろうな。
とてもテンションの上がるガラス戸は、下2枚が割れていたので交換。
当時物のガラスは手に入らないものが多いが、このタイプは今も流通しているとのこと。
ここも風雨に晒され真っ白に変色していたが、根気よく全体が馴染むよう塗装。
よく見ると板目が揃っており、こんなところからも棟梁の丁寧な仕事ぶりが感じられる。