古民家に欠かせない敷台は、居間に上がるステップとしての機能だけでなく、家に上がってもらうほどでない来客をもてなす用に。
足元の化粧板は取り外しができ、床下にちょっとしたものもストックできるので、保存食などの保管にどうぞ。
ここでお茶を飲みながら、井戸端会議にも花が咲いたんだろうな。
土壁に塗られていた綿状の聚楽も年月と共に劣化が激しく汚れ放題、自然農仲間の手を借りてスクレーパーで根気よく取り剥がし、スサ入りの漆喰を施工した。
見た目も綺麗になったし、何といっても部屋全体がとても明るくなった。
以前は真っ昼間でも照明無しでは暮らせないほどであったが、今では自然光だけで十分なほど。
照明器具も合うものが見つかった。
電気は配線の老朽化と容量不足により、新たに引き込み直した。
さすがにこれはDIYでは無理なので、専門業者に依頼。
今までの配線も撤去しようと思ったけど、碍子がいい味を出しているので、このまま残すことに。
玄関雨戸のロック。
縦の板を持ち上げ、台形の取っ手を左へスライドするだけのかんたん機能。
これも全部当時の手作りだもんなぁ。
家の中から振り返るとこんな感じ。
やっぱり全面ガラスだと採光バッチリで気持ちいいですよね!