キッチンに鎮座するシンボル的な一枚物の杉カウンター。
シンク側からは配膳用として利用でき、手前にカウンターチェアを置けば食事スペースに。
料理を作ってお皿に盛り付ければそのまま食べられて、食後の片付けも楽ちんです。
右の収納は小上がり部分で使用されていた水屋を再利用、左は新たに造作した食器棚。
下駄を履かせてシンクカウンターと高さを合わせた。
掃除もしやすく、位置変更も可能。
こちらから食器やグラス類を取り出せるのはとても便利です。
床が土間なので、農作業合間の食事の際に服や靴が汚れていても大丈夫。
通り土間の奥に位置する引き戸の向こうは別棟になっているお風呂と脱衣室。
ここの敷居はシロアリによるダメージが大きかったので、思い切って入れ替えた。
戸袋など廻りを全て取り外しての施工だったので大変だったが、これでしばらくは安心。
もちろん木製雨戸も現役です。
板の間への小上がりはかなり広めに作られている。
右奥が元々水屋があったところ。
昔はここにちゃぶ台を置いて食事していたのかもしれない。
下の化粧板を外せば、ちょっとしたものを保管できるスペースになっている。
年代物の小物入れと、昔懐かしい黒電話。
もちろん通話はできないが、雰囲気作りに一役買ってくれている。
キッチンから板の間を見るとこんな感じ。
いかにもTHE古民家ですね(笑)