通り土間を奥に進めば、左手にはお庭が広がっている。
以前は約6畳の寝室が増築されていたところで、なぜだか鉄筋のH鋼とコンクリートブロックの構成によるものであった。
重機が入れなかったので、解体は重めのハンマーでひたすら人力で叩き壊し、溶接されている鉄筋はサンダーで気長にカット、ガラはすべて家の前まで運び、自力で処分場に運び込むという、気が遠くなる作業が約3ヵ月続くことに。
大変な作業であったが色々な人が手伝ってくれたりで、結果見違えるほど憩いの場となったので、本当に頑張った甲斐があった。
さすがに目隠しが無いと暮らしにくいので、無垢のヒノキをカットしてフェンスを作り防腐剤を塗布。
完全に閉め切らないで、通風性も考慮してテレコで表裏を貼り合わせることに。
フェンスに沿うようにL型の小庭をしつらえ、庭以外のスペースには白っぽい石灰石を敷き詰めた。
厚めに敷いているので水はけもよく、雑草もそんなに生えてこないはず。
左上から時計回りにアオキ、フッキソウ、ヤマボウシ、カクレミノ、クチナシ、右上の高木が枝垂れモミジ、シャクナゲ、ヤマアジサイ、右下がヤブラン、バコパ、左下がミツマタ。
左上からヒラドツツジ、サザンカ、セイヨウニンジンボク、寒アヤメ、ムクゲ、モクレン、右上がナンテン、セキショウ、茶碗ハス、アルケミラモリス。
グランドカバーにはコケやマルチを敷いている。
石はその辺に転がっていたものを再利用、統一性は無いものの自然な感じで、これはこれで良し。